こんにちは!
元気モリモリ森井です!
季節の変わり目が近づいてくると、頭がボーッとなったり、体がなんかだる〜くなったり、夜寝たのに昼間眠くなったりしませんか?
自分で色々対処法を試してみるけど、これって意外としつこくて取れないんですよね。
しかも症状が長引くと、それによってご飯が食べれない、睡眠不足で疲れが取れないなど、別の症状も出てきて体調は更に悪くなっていくこともあります。
ひどくなる前に早めに元気になりたいですよね!
当院に来られる患者様の中でもこういった症状で悩まれる方はおられます。
特に季節の変わり目に頻発してきますね。
気温が変わったり、それによって室内の環境が変わったり、服装に困ったりすることで、季節の変化に体が上手く順応できなくなっていると考えられます。
しかもこういった症状が何日も続くと体の防御反応によって、全身の筋肉が緊張してきます。
当院に治療に来られる患者様で、背中を触ると筋肉がめちゃくちゃガチガチで、押しても指がなかなか入らない!これぐらい全身の筋肉が緊張している方もおられます。
やはり季節の変化というストレスによって、筋肉の緊張が起こったり、血流が悪くなったり、呼吸が浅くなったり、することで日常生活で悪影響が起きてくるんですね。
こういった症状のある方の治療として、背中の緊張をしっかり取ることが重要になってきます。
特に体の姿勢が崩れているケースは、ただ筋肉の緊張を取っただけでは症状は治らないこともあります。
この場合、しっかりと姿勢改善をしていく根本治療が必要になってきます。
これまで話してきた症状は、全て自律神経の乱れからくるものです。
自律神経は、体の背骨一つ一つの間から出ている神経のことを言います。
背中の筋肉が緊張したり、姿勢が歪んでくると、この背骨の配列が真っ直ぐではなくなり、背骨一つ一つの間が狭くなる部分ができてしまいます。
こうなると神経を圧迫してしまうので、自律神経の流れが悪くなり、自律神経症状が出てくるということです。
ここで、実際に自律神経症状で悩まれている患者様のお身体の状態をこの記事を読んで頂いている方に、特別にお見せします。
この写真は、30代 男性 デスクワークが主な仕事で、一日中ほぼ座りっぱなしです。普段は疲れてもお風呂に入ったり、リラックスタイムがあれば体は回復して、また明日からも仕事頑張るぞ!となるのですが、季節が変わるタイミング(特に夏から秋〜冬)で自律神経症状が出やすく、夜寝れなかったり、一日中頭がボーッとしたり、全身がだるかったりしてきます。
実際に治療中の写真で、鍼灸治療をされているのですが、この赤く丸になっている部分は、吸玉療法によって体の中の状態が色で浮き上がっている状態です。
吸玉療法は、この色の状態が肌色→薄ピンク→薄むらさき→部分的にむらさき→全部むらさき→真っ黒の順番で悪い状態だと判断します。
この写真の吸玉の色からすると全部むらさきに当てはまるので、かなりの重症な状態です。
ここまで色が悪くなっていると、筋肉は酸欠状態にもなっていて、呼吸が浅く十分に酸素が吸い込めていないと考えられます。
夜寝る時にも呼吸の浅さから、寝れないという症状が出るのも納得できます。
この方は、こんな状態が続いていたにも関わらず1ヶ月放置していたことで、今まで一度も患ったことの無い喘息にまでなってしまいました。
ずっと咳をしていて、咳することで更に背中が硬くなるという悪循環。
喘息になると夜や寒くなると咳が込み上げてくるので、我慢できなくなり、夜中に目が覚めて余計夜寝れなくなってしまいます。
治療中も咳が出てくるのでリラックスして受けることが難しくなるので、かなり辛そうにされています。
この方はなぜこのようになってしまったのか?
今まで全くなかった症状が出るには理由があります。
実はかなりお酒を飲まれるそうで、毎日飲んで嫌なこととか忘れたい!とストレス発散の方法がお酒になっていました。
もし症状が少し出始めた頃にお酒を控えていれば、治療に来ていれば、もっとマシになっていたのかもしれませんが、ストレス発散の為のお酒による影響はかなり大きかったと思います。
お酒の利尿作用で体の水分は出ていき、脱水状態になり体の筋肉は緊張して自律神経症状が出たという結論です。
よほど仕事で嫌なことがあったのでしょう。
ストレス発散にお酒の力を借りる気持ちはわかりますが、飲み過ぎて逆に体を辛くさせてしまうのはよくなかったですね!
今後は、姿勢の歪みを改善していくことがこの方の治療になります。
日常生活で不調が出にくい体つくりをしていきます。
それには筋肉が弱いところは鍛えて、硬いところは緩めることで筋肉のバランスを良くしていくこと。
またカイロベッドで骨盤背骨を矯正していくことで、姿勢を真っ直ぐにしていきます。
今後の治療によってこの方の人生が明るくなることが、これからとても楽しみです。