免疫力は身体の防御作用としてとても大きな役割を担っています。
特にこのコロナが蔓延している時期は、免疫力低下は命を落とすことに繋がりかねません。
世の中では、免疫力アップ、免疫力を高めるというワードが検索上位を占めています。コロナそのものをどうすることもできないなら、自分自身の免疫力を高めてなりにくくするしかない!そういう方が増えているということですね。
◉免疫力アップの秘訣
①笑い
身体の中にはNK細胞というものが存在しています。体に害を及ぼす物質を退治してくれる細胞ですが、笑うことで活性化されることが確認されています。
笑うと免疫のコントロール機能を司っている間脳に興奮が伝わり、神経ペプチドの生産が活発になります。これは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し活性化させます。その結果がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。逆にストレスを受けるとNK細胞の働きは鈍くなり免疫力も下がってしまいます。
免疫力は強ければいいというものでもありません。自己免疫疾患と呼ばれる、リウマチや膠原病などは悪い物質だけでなく、自分自身の細胞まで攻撃してしまう病気です。
笑うことでこうしたシステムのバランスを整える効果があることが分かっています。
その他にも笑うことで、脳の働きが活性化、血行促進、自律神経のバランスを整える、筋力アップ、幸福感、鎮痛作用など良い効果が出ます。
②温める
低体温よりも体温が高いほうが免疫細胞の活動は活発になります。
お腹や腰が冷えているリンパ球減少症の男女6人が睡眠中や日中に湯たんぽで胴体や四肢を温めたところ、免疫を上げるリンパ球が大幅に増加するという研究結果も出ています。
お風呂や湯たんぽなどで身体を温めるようにしていきましょう。
③適度な運動
週に5日以上運動をしている人、週に1~4日運動をしている人、週に1日未満運動をする人に分けて風邪をひいたときに治るまでどれぐらいかかるかを見たところ、運動日数が多い方が風邪が早く治ることが確認されています。
激しい運動では免疫力を落としますが、適度な運動ならむしろ免疫力アップになるということです。
④バランスの取れた食事
食事に関しては後日詳しい内容のブログを更新しますが、食材それぞれに免疫アップさせるための成分が含まれているため、その食材が入った料理を食べるだけでも効果的です。
少し紹介すると緑茶に含まれるカテキンという成分がインフルエンザにかかりにくくなるというデータがあります。
他にもたくさんあるので詳しくは次回のブログをチェックしてください!