貝塚市半田にあるゆらく整体整骨院が解説するスポーツをする際に気をつけたいケガや骨折のお話です。
今回はそんなスポーツでも起こりうる腓骨骨折のお話です!
まず、腓骨とはどこの骨か説明をします!
腓骨とは脚の下腿部(膝から下)にある骨の一つです。
すねを構成する骨の一つで、この腓骨と一緒に脛骨と呼ばれる骨がすねを構成しています。
脛骨は内側に位置する大きい骨、腓骨はその脛骨にひっつくようについている細い骨になります。
この腓骨には、足の疲労に対しての大きな役割をもっています。
腓骨には、歩行時の地面からの反発力を吸収し、歩行をスムーズに出来るようにしてくれます。
また、下腿には二本骨があるおかげで、足関節を様々な方向に動かすことができます。
そのために、交通事故や転倒、またスポーツをするときの強い衝撃が原因で腓骨が衝撃に耐えきれず、骨折が起こります。
高齢者や骨粗鬆症患者さんなんかは、転倒時に発生する骨折になっています。
また、軽い捻挫などでも生じる危険性があり、痛みが出た時などは、軽視しない方が身のためです。
昔は、腓骨は骨折しても「日常生活に支障は出ない」や「ほっておいても自然と治る」なんて言われていました。
しかし、前述の通りとても大事な役割を有しており、きちんと治療をする必要があります!
この腓骨骨折には、事故やケガなどの衝撃による外傷性骨折だけでなく、スポーツによる疲労が原因で起こる骨折があります。
疲労が原因での骨折では、腓骨の上部が骨折する「跳躍型疲労骨折」に、下部が骨折する「疾走型疲労骨折」があります。
うさぎ跳び、ランニング、ジャンプなどの動作を過度に繰り返すことにより、骨に負担が蓄積して骨折してしまいます。
こういった疲労骨折は、日ごろ運動をしてない方が、急に運動を始めたりしたときや、運動を始めたばかりの人が、基礎練習など同じ練習を繰り返す単調なメニューをしていると起こりやすいとされています。
腓骨を骨折すると、治療方法は大まかに2種類あり、ギプスや装具による保存療法と外科的手術による骨折部の固定です。
骨折をしてしまった後や、手術後、療養期間中には、腓骨、またその周辺の筋肉や神経が、変形・機能障害、麻痺などを起こしてしまう可能性があります。
腓骨部分に通っている神経では、腓骨神経が流れており、そこが麻痺してしまうと、腓骨神経に支配されている筋肉が動かせなくなり、鶏歩と呼ばれる異常歩行が出現し、歩行に著しい障害をきたします。
これから先の時期、だんだん温かくなっていき、運動をする機会が増えてくると思います。
もし、転倒や過度のトレーニングにより脚に痛みが出た場合は、運動の継続を中止し、安静にしてください。
衝撃だけでなく、疲労によっても起こるので、しっかりとマネジメントすることが大事になります!
もし、安静にしていても痛みが引かない、腫れが出てきた場合は、すぐに病院で、診察を受けることをおすすめします!
そのまま放置すると、運動できなくなったり、日常生活ができなくなったりと大変なことになってしまいます!
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